2015年の活動報告
2015年12月11日
定例会(2015年11月)
日 本 商 標 協 会 関 西 支 部 第 262 回 議 事 録
開催日及び場所
平成27年11月25日(水)午後4:00~6:00 [大阪弁護士会館510号室]
出席者(順不同、以下敬称略)
太田誠治、森脇靖子、川﨑和之、鳥山満、桶野清香、中井美香、保田祐子、牧麻里、天目明利、岸本仁一、徳永弥生、松田さとみ、長谷川勝彦、西村沙貴、浜田将裕、竹原懋、溝上哲也(以上17名)
議事・報告事項
平成27年第6回本部理事会の議事内容と平成29年の年次大会が浜松で開催されることを報告した。
今年度の関西支部は忘年会を開催せず、来年1月27日(水)の例会終了後新年会を開催するので、奮って出席されるよう要請を行った。
4.例 会
特許業務法人R&Cの弁理士太田誠治先生から「アンブッシュマーケティングについて」をテーマに、詳細なレジュメに基づき、①アンブッシュマーケティングの意義、②東京オリンピックにおける実情、③海外における係争例、④海外における規制法の紹介、⑤日本における法的枠組み、⑥審査例・審決例の紹介、⑦スポーツイベント以外での問題などについてそれぞれ発表していただいた。
発表終了後、参加者からの様々な質問に対して、ご自身の経験を交えながら回答・解説された上で、表現の自由や競争促進と言う側面と便乗の肯否や正規ライセンシーへの影響の側面との功罪の中でどのように対応していくかといった問題にまで言及され、今後の出願や相談などにどのように活かしていくか示唆に富む、出席者にとってたいへん有意義な例会となった。
5. 今後のスケジュール
(1)例 会
平成27年12月24日(木)「買物代行業と小売役務商標の侵害事例について
~東京地裁 H27.1.29 判決(判例時報2249号86頁)~」
発表者:溝上哲也[溝上法律特許事務所 弁護士・弁理士]
平成28年 1月27日(水)「あらためて考えるインターネットが商標実務に与える影響」
発表者:並川鉄也[三協国際特許事務所 意匠商標部部長 弁理士]
(2)研修部会
平成27年12月16日(水)「商標及び商品・役務の類否」講師:齊藤整弁理士
平成27年 1月 7日(木)「商標の異議・審判及び審決取消訴訟」講師:松井宏記弁理士
※研修部会は各回だけの参加も可能です。
記録(溝上 哲也)